台風10号の脅威が報道されている。
風速ってなんだ?!
素朴な疑問である。 どのくらいの風の強さなのか?
どのくらいのダメージを生み出す、威力なのか!!
風速の単位は?
風速の単位は、m/s
これは1秒間に1m進む速さを意味する。
風速が85 m/sとは、1秒間に85m進む速さのことである。
つまり、一般になじみのある単位時速「km/h」に直してイメージしやすくすると、、
85メートル/秒 × 60(秒) × 60(分) = 306km/h
となる。
難しい説明ですが、
私たちの家などの建築物に作用する風の圧力の「風速」を、
基準風速と言うそうです。
※基準風速は、高さ10mにおける10分間平均風速です。
簡単にイメージできるのは、新幹線と同じ速さの物体が、
例えば、おっきな看板が、306km/hのスピードで
私たちに向かって瞬間的に突進してくる。
気が付く暇もない。
次の瞬間、ぶちのめされていることです。
表をうかうかと歩いてはいけないということ!
分かってしまったら、のんきにはしていられないと思う。
いのちを守る情報は、テレビ、ラジオ、インターネット、新聞などに
てんこ盛りであふれかえっている。
その中から、如何に「いのちを守る情報」を選び出し、
その情報を使いこなせるかが、大きな分岐点となる。
ちなみに気象庁の台風関係の表現は、下記の様になります。
・台風とは、北西太平洋または南シナ海に存在する熱帯低気圧のうち、低気圧域内の最大風速がおよそ17m/s(34ノット、風力8)以上のもの。
※17m/s=61.1km/h
強風域とは、台風や発達した低気圧の周辺で、平均風速が15m/s以上の風が吹いているか、地形の影響などがない場合に、吹く可能性のある領域。通常、その範囲を円で示す。
※平均風速が15m/s以上=54km/h以上
暴風域とは、台風の周辺で、平均風速が25m/s以上の風が吹いているか、地形の影響などがない場合に、吹く可能性のある領域。通常、その範囲を円で示す。
※平均風速が25m/s以上=90km/h以上
台風の大きさとは、
大きさ | 風速15m/s以上の半径 |
(表現しない) | 500km未満 |
大型:(大きい) | 500km以上 800km未満 |
超大型:(非常に大きい) | 800km以上 |
※台風に伴う風速15m/s以上の領域の半径を基準にして次のように決める。
風速15m/s以上の半径が非対称の場合は、その平均値をとる。
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