被災者の体験を聞く(阪神・淡路大震災)

忘れることのできない、伝えておきたい避難所でのエピソード

 全身打撲やショックが残っており、私が体育館で横になっていた時のことです。
隣には視覚障害のご夫婦と小学生の姉弟が身を寄せていました。
ある日、姉弟の目の前で父親がバッタリと倒れ、
そのまま運ばれて行ってしまいました。
まだ幼い子どもたちの姿と父親の容態を慮っていた翌日、
父親の兄弟だという男性と子どもたちが戻ってきました。
父親は亡くなられたとのことでした。

荷物をまとめて避難所を立ち去ろうとしたその時、
姉弟は手にしていた牛乳パックを
「残っている人に置いていってあげよう」
「早く飲むようにと書いておこう」などと相談をはじめたのです。

大震災に見舞われ、衝撃的に父親を亡くし、
悲しみがはち切れんばかりであるはずなのに、
なんて思いやりのある姉弟だろう
かと私はいたく感動していました。


しばらくして、学校の先生らしき女性が姿をあらわすと、
これまで気丈に振る舞っていた子どもたちが
その女性の胸に顔を埋めてワーッと泣き出したのです。

私はさっきまでの感動に大きな悲しみが重なって、
言葉にはできない思いにかられました。この光景は、
決して忘れることができず、
いまでもこの姉弟の将来に幸あれと祈り続けています。


(出典)人と防災未来センターホームページ「震災を語る(第5回)」から抜粋
     ※URLは、http://www.dri.ne.jp/shiryo/katari.html

車の駐車場の防災的選択

東京に宿泊する際は、那須から車で向かう場合が多いので、
車をどこに止めるかが重要な選択になってくる。

先ずは、費用面、24時間(車両宿泊)で、いくらかかるのか?
安いほうが良い。
幸い宿泊先から徒歩5分のところに
1泊の費用がこの界隈では、一番安く、新しい立体駐車場があり
今までそこを利用していました。

しかし、いつも頭の片隅をよぎる事があります。
もし大地震が発災したらと、

電源消失、或いは、建物が損傷して
車両の出し入れが出来なくなってしまう。。

通常、車両の中には、非常用にサバイバル物資一式を
常備しているが、これらが一切使えなくなる。
また、車両を一切活用できなくなる。

移動はできなくとも、常備品、電源としての車、
車中泊のスペースとしてなど、活用の幅は広い
頼りになる存在。

トラブルは突然襲ってきました。
地震ではなく、ちょっとした立体駐車場を制御している
センサーの故障、出庫することに長時間かかってしまい
その後のスケジュールに大きな影響が出てしますところでした。

これを境に24時間当たり、500円ほど高いがより安全な
自走式、12階建ての駐車場を選択することにしました。
万が一電源消失しても、ゲートを手動で開き、出庫も可能
また、建物が強固なため、敢えて出庫せずに
車を活用した避難場所とする、、なども可能と考えています。

都市部で駐車場を選択する場合は、その形式、立地、侵入経路
なども考えたうえで決めることが大事だと思います。

大災害から自身の大切ないのちを守るために!

ぼうさいこくたい神戸大会2022年秋 開催予定

ぼうさいこくたい

今年は、内閣府主催の「ぼうさいこくた」が、秋に神戸で実施されます。

★「ぼうさいこくたい」とは、

内閣府を中心に2016年から、
東日本大震災の被災地をはじめ東京、名古屋、広島など全国で毎年開催されています。
私たちIMPJも、名古屋大会2019年、釜石大会2021年と2度の参加をして参りました。

大会では、大地震や大津波といった大規模災害に備え、
事前の備え、自助の大切さや防災意識を啓蒙啓発するために
行政やNPO、企業などがブース展示や体験型イベント、
シンポジウムなどを実施します。

新型コロナの感染拡大以降の、広島大会2020年以降は、
面談形式とオンライン併用のハイブリッド形式で、
実施されるようになりました。


★神戸大会2022年 

防災への意識が、10年前とは段違いに高まっているこの頃ですが、
税金を投じて実施される「ぼうさいこくたい」が実施されていることすら
知らない方々が、まだまだ多いのが現実です。

私たちIMPJは、今年2022年 神戸大会は3度目の参加を予定しています。
費用は、すべて自前となりますので簡単に参加できるものではないのですが、
私自身、阪神淡路大震災で被災し、いくつかの偶然の積み重ねで
いのち拾いし今日まで生きてこれたことを考えると
行かないわけにはいかない。。と言う気持ちでいっぱいです。

是非、会場のお近くにお住いの方々には、現地に足を運んでいただければと思います。
また、オンラインでの受講、参加も選択肢として用意されています。
土日の忙しい時とは思いますが、今から(少し気が早いですが)
御予定に入れておいていただければと思います。


★開催日程&開催場所


日程:令和4年10月22日(土)・23日(日)
開催場所:兵庫県神戸市中央区HAT神戸を中心とするエリア
開催形式:オンライン併用のハイブリッド形式
企画:ぼうさいこくたい2022大会事務局
   内閣府政策統括官(防災担当)付