全国の政令都市で、防災対策予算を減らした自治体については、総務省消防庁が発表した「地方防災行政の現況」によると、、、
令和3年度においては、福岡市と京都市が前年度より減額となっています。
福岡市は、防災対策予算を前年度比0.7%減の1,017億円とし、
京都市は、同1.4%減の1,016億円としました。
これらの自治体は、防災対策に関する事業の見直しや効率化を図った結果、予算を減らしたとしています。
一方で、令和3年度の防災対策予算は、
全国の政令都市の平均では前年度比2.4%増の1,119億円となり、増額となった自治体が多数を占めました。
特に、横浜市は、同8.9%増の2,099億円とし、
全国の政令都市の中で最も高い予算額となりました。横浜市は、南海トラフ地震や首都直下地震への備えとして、防災基本計画の見直しや防災施設の整備などを進めるとしています。
以上のように、全国の政令都市で、防災対策予算を減らした自治体は2つありますが、多くの自治体は防災対策に力を入れています。
防災に関する情報は、内閣府の防災情報のページや、各自治体のホームページなどで確認できます。
防災に関心を持っていただき、日頃から備えをしておくことが大切です。
By 防災ママプロジェクト