台風や集中豪雨などにより、家屋等が浸水した場合、
洗浄や消毒が必要になる事があります。
清掃時に注意すること
① 室内を乾燥させてください。
ドアと窓を全開にして風を通してください。
湿気は、カビを発生させます。また、細菌の多くも湿気を好みます。
食中毒、感染症の引き金とならない様にしましょう。
② けがを防ぎましょう。
厚手のゴム手袋、ゴム長靴、ゴーグルをつけて眼も保護しましょう。ほこり、カビ、有毒物質を吸い込まないように必ずマスクをつけて、作業しましょう。
③ 泥や破片を取り除きましょう。
堅い床、壁、金属部分、調理台、シンクなどは水と洗濯石けんや食器用洗剤で洗い流し、泥や破片を取り除きましょう。
④ 高圧洗浄機を用いると効果的に洗浄できますが、その時も、必ずマスクをつけて、換気に気をつけながら作業しましょう
しめ切った部屋の中では高圧洗浄機の使用は控えましょう。
⑤ 思い切って捨てましょう。
汚泥に浸水して洗うことのできない家具、カーペット、布製ソファーなどは思い切って捨てましょう。
⑥ 電気が使えるのであれば、扇風機で部屋の乾燥を早めましょう。
⑦ 浸水した衣類、布類は熱水洗濯、もしくは 80℃の熱水に10分以上漬けた後で洗濯して、清潔な場所で乾燥させましょう。
⑧ 今日の作業が終了したら、しっかり手を洗い、シャワーを浴びましょう。 服や体が汚れていると、汚れを持ち帰りきれいな所を汚染することになります。
⑨ 清掃時に着ていた服は、汚れていない服と区別して洗濯しましょう。汚れ、細菌を広げないようにしましょう。
この記事を書いた人
一般社団法人 いのちを守るatプロジェクトJAPAN
代表理事 高貝 正芳
いのちを守る防災プロジェクト実行委員会委員長、
公益財団法人文化教育研究会 評議員
公益社団法人危機管理協会専務理事(元)