東日本大震災が発生した翌年から始めた、
ママと子育て中のファミリー向けの防災セミナー
いのちを守る@子育てママの体験型防災セミナー(3H)に参加された
女性が、セミナー中に話された言葉が心に響きました。
この方は、独身で子育てしていなかったのですが、
お勤めされていた会社で、防災セミナーを実施したいとのことで、
先ずはご自身が勉強のために
このセミナーに足を運んでいただきました。
実施プログラムの中で、東日本大震災で被害を受けた
東北の被災地に支援ボランティアで頑張ってくださった方々の話になりました。
この日のセミナー参加者の中にも支援活動の為、被災地に足を運ばれた方が
何人かおられました。 本当に感謝です。。
この時、先ほどの女性は本当に申し訳けなさそうに
「私は、被災された現地に駆けつけたかったんですが、
行けなかったんです。」
「犬のペットを室内で飼っているので、
一人にして、長期間遠くに行けない事情があったんです。」
と、、
大きな罪悪感を抱えて本当に苦しそうで、
私は、その方に申し上げました。
「たかが、ペットのことで!」とおっしゃる方もいますが、
「そのペットのワンちゃんは、家族なんですよね。」
「だから、余震でまだ東京もゆれていているときに」
「家族をおうちに一人で、残して行けなかったんですよね!」と、、
その方は、目に涙を浮かべてうなづかれました。
世の中には色々な、考え方の人々がいます。
日常の中でも、時として、その違いゆえにトラブルが起きてしまうことがあります。
大災害が発生した後の被災地では、非日常の中では、
個人のわががままが、もっと強く出てしまいがちです。
ペットについての考え方も人によって様々です。
こんな時だから、人間が優先に決まっていると、
迷いなく考えている方もおられます。
これを否定はできません。
だからこそ、その時どうするのか?
今のうちに考え、備えの行動、準備をしてほしいのです。
➀家でペット(家族)と一緒に被災した場合どうする?
➁外出先でペット(家族)と一緒に被災した場合どうする?
③自身が外出していて、ペット(家族)と別々に被災した場合どうする?
それそれのケースについて、考えてみて下さい。
また、地域での協力者、同じようにペットを飼っている
方々とも話し合ってみてほしいです。
追伸、ペットのいのちを守るには、
先ずは、ご自身のいのちを守らなければ
愛する家族のことは守れません。
ここが始まりとなります。
参考 環境省自然環境局「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」
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