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小さい 防災リュック

小さい子供に、小さい防災リュックは必要?

3~4歳の小さな子供が、家族に手を繋がれて街を歩いている姿を見ることがあります。

中には、何が入っているのかな?
玩具とオシメ、お菓子と言う答えが多いようです。
私としては、是非、1つでもいいので、防災グッズ、
いのちを守るアイテムを入れてあげてほしいのです。

優しく説明付きで、何でこれが必要なのか?いつ必要なのか?
どんなふうに役立つのか? 
ちっさい時から話してあげてほしいのです。
小さすぎて、分からないんじゃないか!!
と言う声が聞こえてきそうですが、、、

そうでもないと思います。

防災セミナーを実施させて頂いたある地域で、
終了後、参加していたママさんにお伺いした話です。

東日本大震災発生の時、その方は仕事で、東京の会社にいました。
大きな揺れが襲ってきたとき、頭の中であふれかえったのは、
一人で藤沢市の自宅にいる小学校3年生の娘さんのことだったそうです。

電話は繋がらない。 交通機関もマヒ! 帰れない。


いつ娘さんと再会することが出来るかわからない。
不安でたまらない一夜を一睡もしないですごし、
翌日のお昼過ぎに何とか自宅に戻ることが出来ました。

ドアを開け、娘さんの名前を呼んでも返事がない。
不安が、マックスへ膨れ上がった頭で何とか冷静に
娘さんの避難していそうな場所を探しました。

ようやく分かった娘さんの居場所は、日頃から仲良くさせて頂いた
家族ぐるみでお付き合いしている、同級生のお宅でした。

お母さんは、駆けつけ、娘さんを抱きしめて聞きました。
「無事でよかった、一人でごめんね」

「それとどうして、お友達のおうちに来たの?」

すると、娘さんは、少し不思議そうな顔をして、

「だってママが、話してくれたから、、」
お母さんは、すぐに思い出せませんでした。

よくよく聞いてみると娘さんが、小さい時、
幼稚園の年長さんぐらいの時に話していたんです。


「もし、おうちで、一人で、大きな地震が来たら、
自分の避難袋と小銭をもって、帽子をかぶって、
近くのお友達の家に行って助けてもらうのよ!」

娘さんは、何年もたったその日、
お母さんの言いつけを実行したのでした。

子どもの防災教育、特に小さいお子さんには
まだわからない、、だろうと思いがちですが、
今から話してあげてほしいのです。

自分で自分のいのちを守る術(すべ)を!

先ずは、「ちっさな防災リュックから!!」

お問合せ先

一般社団法人 いのちを守るatプロジェクトJAPAN
tel : 0120-508-114
e-mail : info@imp-japan.org
http://imp-japan.org
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お気軽にお問合せ下さい。

子どもたちの「いのちを守る」為には

大切な子どもたちの「いのちを守る」ためには、

先ず、守る側の私たちが、
出来る限り無傷で、
無事に生き延びる事が必修
であると思います。

特に未就学児乳児を伴っての被災であれば、
なおさらなことです。

こんな当たり前のことが、
結構、見逃されているのではないかと思います。

「いのちを守る@子育てママの体験型防災セミナー」という
子育てママを中心とした、ファミリー向けに東日本大震災直後
まだ、あまりママ向けの防災セミナーがなかったころから
10年間、実施してきましたが。

セミナーの中で、一貫してお伝えしてきたことは

先ずご自身が、致命的な怪我をしないで、
無事で生き抜けるか
そのためには、


①どのような回避行動をとったらよいのか?

→防災のガイドブックに子どもを守るための回避行動(ポーズ)
の代表として、


子供と一緒にいて、
揺れを感じたら、
子どもと向かい合って、自分のおなか当たりに
子どもの頭を抱きかかえるようにして丸くなります。

とあります。

でも、待ってください、子供を落下物から守ろうとするあまり
自身が、プロテクターの代わりとなってしまってはいけません。
もし、背中や自身の頭部に致命傷を負ってしまえば
子どもに、特に乳幼児の上に倒れこんで
動けなくなってしまったら最悪です。

子どもを抱き抱え、守りつつ、視線は、周囲に向け
自分自身のことも守り抜く意思をもって
揺れに耐えてほしいと思います。

抱きかかえて、丸くなる場所もとっさの判断になりますが
倒れこんでくるもののない場所へ
転がり込んでもいいので
確実に移動を試みてほしいと思います。

一緒に助かるという意識の徹底


➁無事に切り抜けることが
出来たならば
子どもたちと一緒に、子供達を守るために
自身のいのちを

次の日へ、そして、次の日へ
つなぐためにはどうしたらいいのか?

→いつものママバッグは、赤ちゃんの非常袋
なるわけですが、ちょっと待ってください。
子どもたちと一緒に生き抜くために
私たちに必要なものは?

その時、もし外出先で遭遇したら?
自身のための「非常時用 常時携帯品」の
携帯を一度考えてみて下さい。

中身は、身だしなみ用品以外に
小型LEDライト、体温調節シート(アルミシート2色)、ビニール大、中、小
軟膏(ワセリン)、かゆみ止め、痛み止め、油性マジック、小さいカッター
情報シート(電話番号、保険番号、銀行関連番号、など)大事な情報を
書き写したり、コピーした紙をジブロックに入れて持っておく。

その他、ご自身の状況に合わせて
重さはトータルで、500gぐらいが限界、
ポーチなどに入れて、
バッグが変わっても
そのまま、入れ替えられるように

新しく買うのではなくて
家の中の物からかき集めてみて下さい。


お問合せ先

一般社団法人 いのちを守るatプロジェクトJAPAN
tel : 0120-508-114
e-mail : info@imp-japan.org
https://imp-japan.org
https://cma-atmama.org

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