大切な子どもたちの「いのちを守る」ためには、
先ず、守る側の私たちが、
出来る限り無傷で、
無事に生き延びる事が必修
であると思います。
特に未就学児や乳児を伴っての被災であれば、
なおさらなことです。
こんな当たり前のことが、
結構、見逃されているのではないかと思います。
「いのちを守る@子育てママの体験型防災セミナー」という
子育てママを中心とした、ファミリー向けに東日本大震災直後
まだ、あまりママ向けの防災セミナーがなかったころから
10年間、実施してきましたが。
セミナーの中で、一貫してお伝えしてきたことは
先ずご自身が、致命的な怪我をしないで、
無事で生き抜けるか
そのためには、
①どのような回避行動をとったらよいのか?
→防災のガイドブックに子どもを守るための回避行動(ポーズ)
の代表として、
子供と一緒にいて、
揺れを感じたら、
子どもと向かい合って、自分のおなか当たりに
子どもの頭を抱きかかえるようにして丸くなります。
とあります。
でも、待ってください、子供を落下物から守ろうとするあまり
自身が、プロテクターの代わりとなってしまってはいけません。
もし、背中や自身の頭部に致命傷を負ってしまえば
子どもに、特に乳幼児の上に倒れこんで
動けなくなってしまったら最悪です。
子どもを抱き抱え、守りつつ、視線は、周囲に向け
自分自身のことも守り抜く意思をもって
揺れに耐えてほしいと思います。
抱きかかえて、丸くなる場所もとっさの判断になりますが
倒れこんでくるもののない場所へ
転がり込んでもいいので
確実に移動を試みてほしいと思います。
一緒に助かるという意識の徹底
➁無事に切り抜けることが
出来たならば
子どもたちと一緒に、子供達を守るために
自身のいのちを
次の日へ、そして、次の日へ
つなぐためにはどうしたらいいのか?
→いつものママバッグは、赤ちゃんの非常袋に
なるわけですが、ちょっと待ってください。
子どもたちと一緒に生き抜くために
私たちに必要なものは?
その時、もし外出先で遭遇したら?
自身のための「非常時用 常時携帯品」の
携帯を一度考えてみて下さい。
中身は、身だしなみ用品以外に
小型LEDライト、体温調節シート(アルミシート2色)、ビニール大、中、小
軟膏(ワセリン)、かゆみ止め、痛み止め、油性マジック、小さいカッター
情報シート(電話番号、保険番号、銀行関連番号、など)大事な情報を
書き写したり、コピーした紙をジブロックに入れて持っておく。
その他、ご自身の状況に合わせて
重さはトータルで、500gぐらいが限界、
ポーチなどに入れて、
バッグが変わっても
そのまま、入れ替えられるように
新しく買うのではなくて
家の中の物からかき集めてみて下さい。
お問合せ先
一般社団法人 いのちを守るatプロジェクトJAPAN
tel : 0120-508-114
e-mail : info@imp-japan.org
https://imp-japan.org
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