「備えあれば憂いなし」とはよく言ったもので、
いつ起こるかわからない災害に備えて、
日頃から準備しておくことは本当に大切です。
特に、家族の一員であるペットの防災対策は、 飼い主として絶対に欠かせません。
「うちの子は大丈夫だろう」 「まさか、そんなことにはならないだろう」
なんて思っている飼い主さん、 今すぐ考えを改めてください!
災害は、私たちの想像をはるかに超えるスピードでやってきます。 そして、それは人間だけでなく、
動物たちにも大きな影響を与えます。
「あの時、こうしておけばよかった…」
後悔先に立たず、です。
そこで今回は、 我が家の愛するペットを守るために、 今すぐできる防災対策をまとめました。
我が家のペット情報 (記入例)
- ペットの種類:くろねこ雑種
- 年齢:13歳
- 性格:おだやか
- 健康状態:良好、下部尿路疾患(FLUTD)の病歴あり
- 特に注意すべきこと:下部尿路疾患(FLUTD)対策用の餌「ロイヤルカナン 食事療法食 猫用 ユリナリーS/O ドライ」を食べている
これらの情報を把握しておくことで、 災害時に適切な対応ができます。
平時からの備え
1. 食料・水・医薬品の準備
ペット用の食料、水、医薬品は、 最低でも3日分、できれば1週間分を目安に備蓄しましょう。
- 食料:いつも食べているフードがおすすめ。
- 水:ペット用だけでなく、飼い主用も忘れずに。
- 医薬品:持病がある場合は、必ず必要な量を確保。
2. 防災グッズの準備
- ケージやキャリーケース:避難時に必須。
- 首輪とリード:迷子にならないように。
- ペット手帳:ワクチン接種記録や健康状態を記載。
- その他:タオル、ウェットティッシュ、トイレ用品など。
3. しつけ・訓練
- 待て:指示に従うように訓練。
- おいで:飼い主の元へ戻るように訓練。
- ハウス:ケージに入ることを覚えさせる。
これらのしつけや訓練は、 災害時にペットの安全を確保するために非常に重要です。
4. 避難場所・避難経路の確認
- 避難場所:地域の避難場所を確認。
- 避難経路:安全な避難経路を複数確認。
- 在宅避難も検討しておく。
ペット同伴避難が可能かどうか、 事前に確認しておきましょう。
5. 地域との連携
地域のペット防災に関する情報を収集し、 地域住民との連携を深めておきましょう。
災害発生時の対応
1. 自分の安全確保
まずは、自分の安全を確保しましょう。 飼い主が安全でなければ、 ペットを守ることはできません。
2. ペットの安全確保
- ケージやキャリーケースにペットを入れる。
- 首輪と猫用のリードを装着する。
- ペットと一緒に避難する。
3. 避難所での注意
- ペット同伴避難のルールを守る。
- 周囲の人に配慮する。
- ペットの健康管理に注意する。
まとめ
ペット防災は、飼い主の責任です。
日頃からの備えと心構えが、 いざという時にペットを守る力となります。
さあ、今すぐできることから始めましょう!