新型コロナウイルスの感染拡大の危機が惹起してから
飛沫防止シートの取り付けが全国各地、様々な場所で実施された。

当初、専用の「飛沫防止シートセット」などは、販売されていなかった。
身近にある、ごみ袋、テーブルクロス、防水シートなどで急場をしのいだ。

既に10か月以上、この異常事態は続いている。
飛沫防止シートの設置、運用に当たって注意しておきたいことがある。

★総務省のホームページに以下のような資料が掲載されている。


火炎に注意

飛沫防止シートには様々な材質の物が使われていると思う。
これらのフィルムの材質によって、燃えやすいもの、
火に近づけると溶けるが一気には燃えないが、
やはり延焼、やけどに注意が必要なものが多い。

設置場所によっては、フィルムの飛沫防止シートは使用しないで
板状のものを採用した方が良いこともある。


飛沫防止シートは汚い!

長く設置している「飛沫防止シート」「飛沫防止ボード」の表面は、
ある意味とっても危険である。

そもそも飛沫の飛散を防止するための防波堤なのだから、
この表面には、たくさんの飛沫(ウイルスを含むだろう。。)が、
付着している。場合によっては、増えているかもしれない。

飲食店さんや、コンビニさんなできっちりと飛沫防止対策を
施していただいている状況を見るにつけ、安心する一方で、
これらの表面の洗浄、消毒は、どのくらいのペースで
実施されているのだろうと、、
或いは、吊るしたままなのだろうか?
と心配になる。

せっかく防護したのに、不用意にシートの表面に触れるのは
避けたいと思う。

シートを設置するのは、いのちを守るための手段であり、
設置をすることが目的ではない。
目的は、いのちを守ること!!

長らく続くコロナ禍、慣れてきてはいないかな、
急場しのぎで実施した、対策がおざなりになっていないかな!

と、一度、周囲を振り返り
いのちを守るための、具体的な手段の点検をしていきたい。


連絡先

一般社団法人いのちを守るatプロジェクトJAPAN
tel : 0120-508-114
e-mail : info@imp-japan.org

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