玄倉川水難事故(1999年)からの教訓とは

1999年(平成11年)8月14日11時38分


神奈川県山北町の酒匂川上流の玄倉川、
大雨に伴う上流のダム放水により川が急激に増水し、
キャンプ客が中州で孤立してしまった。

救助の手も届かず

救助活動も行われていたが、その後キャンプ客は増水した川に流され、
13人が死亡、5人が負傷した。
周囲からの危険を告げる再三の声にも耳を傾けず、
状況を理解する力も、気持ちも、足りなかったことが
多くのいのちを奪うことになったと思う。

グループのリーダーの判断

集団のリーダーの判断が、間違っていた時
悲劇はさらに大きくなってしまうんだと痛感する。

「弱い」や「小型」といった表現を気象庁 廃止

気象庁が翌年から台風や熱帯低気圧の勢力を示す表現として、「弱い」や「小型」といった表現を廃止する契機となった。あいまいな表現や専門家だけに分かる言い方は、避けるべきだと思う。
危険は何か、回避行動をとるタイミングと方法を選択するために
分かりやすく、統一された基準を明確にする必要があると思う。


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