安心! 幼稚園、保育園の防災対策

4月に入園して、5月の連休が過ぎて、子供たちも、保護者の方々も、
通園生活に慣れてきて色々なことが目に入り、耳に入ってくるようになった頃だと思います。

園の防災対策については如何でしょうか?

入園説明会の時に既にお話があったと思いますが、、
「園の防災への取組について」


子どもたちの通っている保育園、幼稚園では、
大災害、特に大地震が発生した時に
大切な子どもたちの「いのち」をどのように守って下さるのでしょうか?

園によっては、地震発生時の避難訓練、保護者の「お迎え訓練」をもうしたよ!

と言われるところもあるかもしれません。

ここで私が心配なのは、いざという時(大災害発生時)
本当に、すぐに、その日のうちに、「お迎えに行けますか!?」と言うことです。

「お迎え訓練」って、
保護者がお迎えに行けるぐらいの被害の場合だけですよね!!  
お迎えに行けるのは、、、


阪神淡路大震災の時は、お迎えなんていけない、街中破壊され、
燃えているところもありました。

公共交通機関は、全く動いていませんでした。
電話も通じなかった。

この時は、発災が早朝の5時46分でしたから、
家族がみんな一緒だったおうちが多い時間帯だったから、
お迎えの必要はなかったけれど、
もし、登園した後の大地震発生だったら、、、

今、阪神大震災規模の大地震が私たちを襲ったら、
そして、それが、子供たちの登園中だったら、
私たちは、何が出来るのでしょうか?

もう一度、機会をつくって、園の責任者の方々と
その時、大地震が発生した時、「お迎えに行けない」くらいの
私たちの街が、姿を変えてしまったとき

どのようにして、私たちは、愛する子どもたちの

「いのち」を守ることが出来るのか話し合ってほしいと思います。

それと、もう一つ大事なこと。
それは、保護者の方々ご自身が、発災時、第一撃から
自分自身のいのちを守り切れるかと言うことです。

それが始まりです。

お問合せ先

一般社団法人 いのちを守るatプロジェクトJAPAN
tel : 0120-508-114
e-mail : info@imp-japan.org
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小さい 防災リュック

小さい子供に、小さい防災リュックは必要?

3~4歳の小さな子供が、家族に手を繋がれて街を歩いている姿を見ることがあります。

中には、何が入っているのかな?
玩具とオシメ、お菓子と言う答えが多いようです。
私としては、是非、1つでもいいので、防災グッズ、
いのちを守るアイテムを入れてあげてほしいのです。

優しく説明付きで、何でこれが必要なのか?いつ必要なのか?
どんなふうに役立つのか? 
ちっさい時から話してあげてほしいのです。
小さすぎて、分からないんじゃないか!!
と言う声が聞こえてきそうですが、、、

そうでもないと思います。

防災セミナーを実施させて頂いたある地域で、
終了後、参加していたママさんにお伺いした話です。

東日本大震災発生の時、その方は仕事で、東京の会社にいました。
大きな揺れが襲ってきたとき、頭の中であふれかえったのは、
一人で藤沢市の自宅にいる小学校3年生の娘さんのことだったそうです。

電話は繋がらない。 交通機関もマヒ! 帰れない。


いつ娘さんと再会することが出来るかわからない。
不安でたまらない一夜を一睡もしないですごし、
翌日のお昼過ぎに何とか自宅に戻ることが出来ました。

ドアを開け、娘さんの名前を呼んでも返事がない。
不安が、マックスへ膨れ上がった頭で何とか冷静に
娘さんの避難していそうな場所を探しました。

ようやく分かった娘さんの居場所は、日頃から仲良くさせて頂いた
家族ぐるみでお付き合いしている、同級生のお宅でした。

お母さんは、駆けつけ、娘さんを抱きしめて聞きました。
「無事でよかった、一人でごめんね」

「それとどうして、お友達のおうちに来たの?」

すると、娘さんは、少し不思議そうな顔をして、

「だってママが、話してくれたから、、」
お母さんは、すぐに思い出せませんでした。

よくよく聞いてみると娘さんが、小さい時、
幼稚園の年長さんぐらいの時に話していたんです。


「もし、おうちで、一人で、大きな地震が来たら、
自分の避難袋と小銭をもって、帽子をかぶって、
近くのお友達の家に行って助けてもらうのよ!」

娘さんは、何年もたったその日、
お母さんの言いつけを実行したのでした。

子どもの防災教育、特に小さいお子さんには
まだわからない、、だろうと思いがちですが、
今から話してあげてほしいのです。

自分で自分のいのちを守る術(すべ)を!

先ずは、「ちっさな防災リュックから!!」

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ぼうさいこくたい神戸大会2022年秋 開催予定

ぼうさいこくたい

今年は、内閣府主催の「ぼうさいこくた」が、秋に神戸で実施されます。

★「ぼうさいこくたい」とは、

内閣府を中心に2016年から、
東日本大震災の被災地をはじめ東京、名古屋、広島など全国で毎年開催されています。
私たちIMPJも、名古屋大会2019年、釜石大会2021年と2度の参加をして参りました。

大会では、大地震や大津波といった大規模災害に備え、
事前の備え、自助の大切さや防災意識を啓蒙啓発するために
行政やNPO、企業などがブース展示や体験型イベント、
シンポジウムなどを実施します。

新型コロナの感染拡大以降の、広島大会2020年以降は、
面談形式とオンライン併用のハイブリッド形式で、
実施されるようになりました。


★神戸大会2022年 

防災への意識が、10年前とは段違いに高まっているこの頃ですが、
税金を投じて実施される「ぼうさいこくたい」が実施されていることすら
知らない方々が、まだまだ多いのが現実です。

私たちIMPJは、今年2022年 神戸大会は3度目の参加を予定しています。
費用は、すべて自前となりますので簡単に参加できるものではないのですが、
私自身、阪神淡路大震災で被災し、いくつかの偶然の積み重ねで
いのち拾いし今日まで生きてこれたことを考えると
行かないわけにはいかない。。と言う気持ちでいっぱいです。

是非、会場のお近くにお住いの方々には、現地に足を運んでいただければと思います。
また、オンラインでの受講、参加も選択肢として用意されています。
土日の忙しい時とは思いますが、今から(少し気が早いですが)
御予定に入れておいていただければと思います。


★開催日程&開催場所


日程:令和4年10月22日(土)・23日(日)
開催場所:兵庫県神戸市中央区HAT神戸を中心とするエリア
開催形式:オンライン併用のハイブリッド形式
企画:ぼうさいこくたい2022大会事務局
   内閣府政策統括官(防災担当)付