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電車通学の小学生が、電車の中で首都直下地震に遭遇。 いのちを守る行動選択とは?!

首都直下地震の際に、電車通学中の小学3年生のお子さんが一人で電車に乗車中に身を守るための行動についてですね。 小学3年生のお子さんにとって、大地震は非常に怖い経験になるでしょう。
落ち着いて行動できるように、具体的なステップと、大切なポイントを分かりやすく説明します。

地震発生!その時、電車の中では…

ステップ1: 揺れを感じたら、すぐに身を守る

  • 何よりもまず、落ち着くこと が大切です。 周りの大人も慌てているかもしれませんが、あなた自身が落ち着いて行動することが、安全につながります。

  • 姿勢を低く! 揺れで体が大きく動かないように、できるだけ低い姿勢を取りましょう。
    • 座席に座っている場合: 座席の下にもぐりこむ ように、体を小さくします。 難しい場合は、座席にうずくまり、カバンなどで頭を覆いましょう
    • 立っている場合: 手すりや吊り革にしっかりつかまりしゃがみこんで 姿勢を低くします。 周りの人にぶつからないように注意しながら、壁際に移動できるとより安全です。

  • 頭部を守る! 落下物から頭を守ることが非常に重要です。
    • ランドセルやカバンを頭の上にのせてください。何もなければ、両手で頭を覆いましょう
    • もし防災頭巾を持っていたら、すぐに被りましょう。

  • 窓ガラスから離れる! 窓ガラスが割れて破片が飛び散る可能性があります。
    できるだけ窓から離れましょう。

ステップ2: 揺れがおさまったら、状況を確認する

  • まだ油断しない!
    大きな地震の後には、必ず余震があります。 すぐに立ち上がったり、動き回ったりせずに、周りの様子をよく見てください。
  • 周りの人に注意を払う
    怪我をしている人や、助けを求めている人がいないか、周りを注意深く見てください。 もし助けが必要な人がいたら、近くの大人に知らせましょう。
    あなた自身も怪我をしていないか確認しましょう。
  • 電車の状況を確認する
    電車は止まっておるか?
    ドアは開いているか? 無理に自分でドアを開けようとしないでください。
    車内アナウンスは流れているか? 駅員さんや乗務員さんの指示があれば、それに従いましょう。 落ち着いて聞くことが大切です。
    周りの大人が何か情報を持っていないか、耳を傾けてみましょう。

ステップ3: 安全な場所に避難する

  • 駅員さんや乗務員さんの指示に従う: 避難の指示が出たら、落ち着いて行動しましょう。
    周りの人とぶつからないように、ゆっくりと移動します。
  • 避難経路を確認する
    • アナウンスや駅員さんの指示で、避難する方向が示されるはずです。 非常口避難誘導灯の表示に注意して、安全な方向へ 이동 しましょう。
    • 周りの大人の動きに合わせて行動することも大切ですが、必ず駅員さんや係員の指示に従ってください
  • 線路に降りない!: 絶対に線路に降りてはいけません。 感電する 위험성 がありますし、急に電車が動き出す可能性もあります。 必ず駅のホームや、安全な場所を通って避難 しましょう。
  • 持ち物を確認する: 避難する前に、ランドセル貴重品(もし持っていれば)を必ず持って行きましょう。 ただし、荷物を気にするあまり、避難が遅れてはいけません。 命を守ることが最優先 です。
  • 助け合いの気持ちを持つ: 周りの人が困っていたら、できる範囲で助けてあげましょう。 特に、小さい子や高齢者、怪我をしている人には、優しく声をかけ、援助しましょう。 あなたも怖いかもしれませんが、みんなで助け合うことが、平穏につながります。

ステップ4: 避難場所での行動

  • 指定された避難場所に移動する: 駅や学校、公園などが避難場所に指定されることがあります。 指示に従って、安全な避難場所へ 移動しましょう。
  • 家族との連絡: 避難場所に着いたら、できるだけ早く家族に連絡を取り、無事を知らせましょう。 災害用伝言ダイヤルや、携帯電話の災害用伝言サービスなどを利用する方法を、事前に家族と話し合っておくと良いでしょう。
  • 情報収集: 避難場所では、ラジオやスマートフォンの情報アプリなどで、正確な情報を集めるように努めましょう。 デマや不確かな情報に惑わされないように注意が必要です。
    公的機関(気象庁、自治体など) の発表する情報を信頼しましょう。
  • 支援を求める: もし怪我をしていたり、体調が悪くなったりしたら、遠慮せずに避難場所のスタッフや、近くの大人に助けを求めてください。 水や食料、医療援助など、必要な支援を受けられるはずです。
  • エコノミー症候群の予防: 避難生活は、座りっぱなしになることが多いです。 時々、軽い運動をしたり、水分補給を心がけたりして、エコノミー症候群を予防しましょう。

普段からの備えも大切!

  • 通学路の安全確認: 普段通学で使う駅や電車、道のりで、地震の時に危ない場所がないか、家族と一緒に確認しておきましょう。 安全な避難場所や、一時的に身を隠せる場所も確認しておくと安心です。
  • 非常持ち出し袋の準備: 学校に置いておけるなら、防災頭巾や*薬、軽食、飲み物、懐中電灯、 ラジオ、現金、 問合せメモ*などを入れた非常持ち出し袋を準備しておきましょう。重い ものは避け、重すぎないようにしましょう。
  • 家族との連絡方法の確認: 地震などの災害が起きた時に、家族とどのように連絡を取り合うか、事前に話し合っておきましょう。 災害用伝言ダイヤルや、携帯電話の災害用伝言サービスの使い方を練習しておくと、いざという時に役立ちます。
  • 防災訓練への参加: 学校や地域で行われる防災訓練には、積極的に参加しましょう。 実際に体験することで、地震の時の行動が身につきます。

大切なこと: あきらめないで!

地震はとても怖いですが、落ち着いて行動すれば、必ず自分の命を守ることができます。
駅員さん、乗務員さんを信じて、指示に従い、 慌てずに、
一つ一つのステップを確実に実行してください。

そして、 「必ず生き抜く!」 という強い気持ちを持つことが、心の平静につながります。
あなたは一人ではありません。
周りのみんなも一緒に頑張っています。
あきらめずに、 安全な場所への避難を目指しましょう。

By 防災ママプロジェクト

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